松波隊員の写真日誌 --- キボガ 2007 年 10 月


10 月 9 日(火)独立記念日

子供から大人まで、行進、行進、また行進。

10 月 10 日(水)ネーミング作業
エンテベから持ってきた薬品および機械全てにテープでネーミング作業を行った。この作業は率先して実施。Dr. ンセレコも「これはなかなかいいアイディアだ」だと言っていた。

10 月 11 日 東海岸熱 (タイレリア症) の往診
起立困難を主訴に往診。症状は、起立困難、流涎、可視粘膜蒼白および黄疸。耳介にはダニがいた (写真左)。血色素尿は認められず→タイレリアの疑い。
写真上:黄色いつなぎを着ているのが、Dr. ンセレコ。一番手前が、アシスタントのロバート。左右にいるのが農家の息子達。


10 月 11 日(木)と畜場(Slaughter slab.

僕が枝肉を観察したときは、胸壁に結核の乾酪壊死と筋肉にはサルコシスティスが見られた。正直言って劣悪な環境だった。ここで出た死肉および血液等は、そのまま放置するか川に流すという。その川の先には湿地帯が広がっている。Dr. ンセレコは「井戸の水は湿地帯から来るんだ。恐いよな。」って言っていた。

10 月 15 日 (月)、10 月 18 日 (木) 農家

ヤギは囲って飼育されていたので楽だったが、牛は追い込みからやるので、時間がかかって効率が悪くなった。


10 月 16 日(火)ローズベンガル

ローズベンカルをやる自分。ガラス板にマジックでラインを引き、一気に24検体の作業が可能。ガラス板の下には、クッションを引いている。この時は、ヤギ100検体(陽性0)、牛20検体(陽性1)だった。



10 月 17 日(水)
リサイクル
(写真左)

血液塗抹で失敗したスライドをリサイクルさせた。


ギムザ染色 (写真下)


10 月 22 日(月)フィールド風景

ウシの採血とツベルクリン接種。農家の子供から大人まで協力してくれた。おかげで僕は写真を撮ったり、サンプルに名前付けたりと楽をさせてもらえた。


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2007 年 10 月 協力隊短期隊員 松波 登記臣 撮影・記録