プロジェクト・サブサイト 追加情報 --- 2007 年 9 月現在 (サイトマップを見る)

キルフラ獣医事務所 (カゾ獣医センター)
      9 月 13 日、センターの改修に向けたアレンジをするためにキルフラを再訪した。まず、Dr. ルシータをピックアップしてからヤントンデの町へ資材の調達に出かけた。今回は水タンク、ホースおよび屋根用のトタン板 30 枚を購入し、ピックアップ・トラックをチャーターしてカゾまで運んだ。カンパラからはジェネレーターと水ポンプを持参。雨水を貯めている貯水槽の上に購入した水タンクを乗せ、それをセンター内に走る水道管につなぐ。そしてジェネレーターと水ポンプを使って貯水槽からタンクへと水を汲み上げ、センター内で水が使えるようにしようという計画だ。
      電気については、システムの詳細なデータがなかったことからカンパラで機材の選定が出来ず、今回そのデータを収集してカンパラへ戻り、インバーターとバッテリーを調達することになった。実際、それらはカンパラに戻った翌日に購入済みであり、これでセンターにおいて電灯、冷蔵庫、顕微鏡、遠心器、ラップトップ・コンピューターなどが使えるようになるはずである (あくまで見込みであるが)。
      またセンター内では雨漏りがすることと、現在使われている屋根の素材の一部がアスベストであることから雨水にアスベストが含まれることを危惧し、すべてトタンに換えることとした。今回購入した 30 枚では全く足りないことがわかり、次回、さらに 45 枚追加購入する必要がある。

      間もなく派遣される協力隊員の居住環境や安全性を確かめるために、小畑調整員も同行された。このセンターには居室が 3 つあり、そのうちの 2 つは既にスタッフが使っているが、空いているひと部屋を隊員が使うことになる。空き部屋なのでガランとしていて窓も一部割れているが、まあこれは簡単に修繕ができそうである。あとはベッドとマットレスを購入すれば、何とか寝泊まりはできるだろう。コンピューターなどの電気製品を使うときは、事務所のスペースを使うことになる。

      今月、25 日にもう一度出かけ、すべてのアレンジを終える予定。


カンパラで購入したジェネレーターを運び込む。

ソーラーパネルの出力をチェック。

右はキルフラの獣医師のルシータ、左はセンターのガードマン。

隊員の職場および居住環境をチェックするために同行した協力隊調整員の小畑さん (右)。

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2007 年 9 月 15 日 長期専門家 柏崎 佳人 記