1年のうち、7−9月は草が豊富にあるので家の近くや田んぼのあぜで草を食べさせる。1月は稲刈りの季節で、買った稲を運ぶ仕事がある。その他の季節は山の方まで連れて行って草を食べさせる。人がすぐそばに住んでいるような場所では、牛を子供が見張っていなければいけないが、遠くの山へ離してそのままほっておく場合は、人は見ていなくても盗られる心配はない。その場合は自由に交配している。
餌は草を自由に食べる他、稲刈り後の稲わらを積み上げて乾かしたもの、とうもろこしの茎、木の芽、バナナの木の皮など。わらを草に入れて水をかけ、7−10日程度発酵(?)させるなど、手間暇かけて餌を作っている農家も見られた。