専門家の視線(ヤンゴン)
当プロジェクトの専門家や客としてミャンマーへ行くと、たいてい白いゾウを見に連れて行かれる。診断センターの副所長さん(右の写真、体格の良いおばさん)がゾウの健康管理責任者とのことで、一般の人が入れないゾウの運動場まで入れてもらい、直接サトウキビをあげることができる。白いゾウは全部で3頭、みんなバングラデシュとの国境近くで捕獲されたそうだ。観覧席には人が沢山おり、何か自分が見られているようで恥ずかしくなる。筆者が訪れた時には「聖なる動物であるから写真撮影はできない」と言われてあっさりあきらめたが、要田専門員と Dr. スラポンは何の問題もなく写真を撮る事ができたそうである。"聖なる動物"でなくなってしまったのであろうか。結構いい加減だ。
白というよりはピンク色なのだが、目を見ると黒目が無くてほとんど真っ白。アルビノではなく白い色素があるとのことで、直射日光に当たっても大丈夫らしい。
畜産獣医局やワクチン製造センター、病性鑑定所のあるヤンゴンのインセインという地区の駅。
たまたま駅に到着した列車には沢山の乗客が乗っていた。好きなところに乗れるのはインドの影響?
街では下の写真のようにして牛乳を売っている。ミャンマーにおける牛乳の消費量はかなり多く、牛乳を飲むという習慣のなかったタイやラオスに比べると格段の違いがあるらしい。しかしこんな風に牧場ごとに独自のブランドを作って売っているという状況では、どの程度まできちんと殺菌処理が施されているのかわからず、道端で買ってぐい飲みをするには勇気が必要だ。ちなみにこのTMというブランドは結構ポピュラーらしい。(200511月 プロジェクト長期専門家 柏崎 佳人 記)
市場の店舗内部。練乳、バターなどを取り扱う。
市場のミルク・マーケットの一角。
下町の市場、ヨーグルト販売
精力増進にも効くというマホガニー。インテリア用に2個購入。
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