3 月 17 日 (月) 当日の飛行機は朝 5 時の便である。はた迷惑なスケジュールだ。3 時ちょっと前に迎えに来てくれと頼んでおいたドライバーが、よりにもよって1 時 45 分にやって来た。前の晩 11 時にベッドに入り、3 時間も眠っていない。もう 2 度とこんな飛行機には乗るまいと心に誓いながら、マケレレ大学獣医学部副学部長である Dr. ムワジを 3 時にひろい、エンテベ空港へと向かった。もうひとりの同行者、ラボの同僚である Dr. ムガビはエンテベに住んでいるため、空港内で会うことにしていた。今回の同行者を決めるにあたり、プロジェクトの担当省である農業省からひとり、支援機関であるマケレレ大学からひとりと決め、人選については各機関に任せていた。特に農業省には人材が少ないということもあり、これまでほとんどプロジェクト活動にかかわってこなかった Dr. ムガビが同行することになった。プロジェクトの骨子さえもよく理解していないスタッフで大丈夫なのだろうか、という不安は、実際にザンビアへ到着してからもぬぐえなかった。