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プロジェクト・サイト=国立家畜衛生生産研究センター
(National Animal Health and Production Investigation Center: NAHPIC)
    NAHPICでは世界銀行の融資による給与補填もあり、9つのセクションに1〜3名ずつの職員が配置されているが、その技術レベルは低い。各部の中核となる人員が育っておらず、日々の診断活動に必要な試薬類の購入もままならず、そもそも診断に必要な罹患サンプルの採取に出かけることができない等の理由により、日常の診断活動が不十分な状況である。
    しかし既述のように職員の給与補填が行われており、職員が配置されている。農業生産向上計画(APIP)により、現在ある程度の診断機器が揃っていること、青年海外協力隊員、当プロジェクト、APIP、オーストラリア等により、これまで技術の移転がある程度図られていることなどを考えると、専門家派遣による技術指導や活動費の補助等を行うことで、これまでの蓄積が具体的成果となって現れるポテンシャルを有するものといえる。
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