Mt. Elgon National ParkDay 5

2 月 25 日 (水) (マウント・エルゴン国立公園の地図を見る)
      
下界へ戻る日が来た。もう少し山の中にいたいという気持ちと、早く帰ってシャワーを浴びたいという気持ちが半々だろうか。とにかく今日もひたすら下ることになる。もちろん身体的には登りの方がきついが、足にとっては下りの方がつらい。

ポーターのオニャンゴは竹を 3 本携えている。


下界が近い。


国立公園を離れ、人が住む大地に戻った。

クリフのすぐ下まで土地は耕されている。

迎えてくれた子供たち

暑い中、畑仕事に精を出す。

何の実だろうか。

何の花だろうか。

      昨日の疲労をひきずり、かつ山歩きにはとうてい不向きな靴を履いていたせいもあり、筆者の歩みは遅々として進まず、かつ頻繁に滑って尻餅をついた。崖を下り国立公園に別れを告げ、人が住む村へ差しかかった辺りで青木先生が足を挫いてしまったため、そこからは休み休みの行軍となる。青木先生には申し訳ないが、これは筆者にとってもありがたかった。それでも昼前にはブマソラに到着。もう、山道を下る必要はなくなり、ホッとする。

下りは膝に負担がかかり、なかなかつらい。


ブマソラに帰還


水を飲んで一息つく。

久芳さんは荷物のチェック


兄弟だろうか、色違いのシャツがオシャレだ。


ムバレまで乗って行ったマタツのスタッフ

帰還記念の一枚

パンクしたマタツ近くでジャックフルーツを食べていたガキ

      ブダディリからムバレへ向かうマタツが長かった。一番後ろの席に座らせられたため、足の置き場がなく耐えられないほど膝が痛んだ。床にはスペアタイヤが置いてあり、全部座席との隙間も狭いためだ。それにもかかわらずマタツは頻繁に停まり、客をひろう。まあ、それは仕方がないとしても、もうすぐにムバレだというところでスタンドに寄りタイヤに空気を入れる。しかし今度はエンジンがかからない。しばらくだましだまし走った後で再びスタンドに入り給油。完全にガス欠だったのだ。走り始めたと思ったら今度はパンク。空気の入れすぎである。そんなこんなでようやくムバレに到着し、解放された時にはもう筆者の両膝はボロボロであった。

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2009 年 3 月 長期専門家 柏崎 佳人 撮影・記
"エルゴン登山"のスライドショーをダウンロードする。(File Name: MtElgonNP.mov)