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重要家畜疾病
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ウガンダで問題になっている家畜の疾病は、日本のそれとは大きく異なる。一番大きな被害をもたらしているのは寄生虫病、特に血液原虫病であり、中でもタイレリアによる東海岸熱や、ツェツェバエが伝搬するトリパノゾーマによって多くの牛が命を落としている。牛疫の発生はほぼなくなり撲滅に近い状態にあるといえるが、牛肺疫や小反芻獣疫、アフリカ豚コレラの発生は未だに毎年のように続いており、まだまだコントロール下にあるとは言えない。流産を起こす疾病に至ってはその原因さえはっきりとしておらず、今後ブルセラ病やレプトスピラ症、またヒトに感染者の多い結核といった人獣共通細菌性感染症の調査も必要であろう。スーダンで発生のあった H5N1 型鳥インフルエンザに対しても警戒が必要である。 |
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# 以下の疾病について概要をまとめた。
東海岸熱 (East Coast fever)
牛トリパノゾーマ症 (tsetse-transmitted bovine trypanosomiasis)
心水症 (hearwater, cowdriosis)
口蹄疫 (foot and month disease: FMD)
牛疫 (rinderpest)
牛肺疫 (contagious bovine pleuropneumonia: CBPP)
小反芻獣疫 (peste des petitis ruminants: PPR)
リフトバレー熱 (Rift Valley fever: RVF)
ブルセラ病 (brucellosis)
気腫疽 (black-leg, black-quarter)
ランピー・スキン病 (lumpy skin disease: LSD)
牛結核病 (bovine tuberculosis)
牛バベシア病 (bovine babesiosis)
アフリカ豚コレラ (African swine fver: ASF)
ニューカッスル病 (Newcastle disease: ND)
高病原性鳥インフルエンザ (highly pathogenic avian influenza: HPAI)
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