国際協力機構
      当プロジェクトは 2009 年 3 月 19 日をもって終了し、2010 年 6 月から 3 年の予定で新しいプロジェクト「家畜疾病診断・管理体制強化計画」が始まりました。
ウガンダ「家畜疾病対策計画」
        ウガンダ「家畜疾病対策計画」プロジェクトが 2007 年 3 月 20 日より開始された。当プロジェクトは、ウガンダにおける家畜疾病診断能力を強化することにより、当該国における家畜疾病コントロール・システムが改善されることを最終目標としているが、まずは 2 年間の小規模な案件として実施することとしており、当面の目標は、農業畜産水産省疾病対策課に属する中央家畜疾病診断疫学ラボの機能を強化することである。
        そのためには、国内におけるマケレレ大学や家畜衛生研究所の協力、アフリカ域内における第3国専門家の活用など、広い意味で家畜衛生関連機関との連携が大きな鍵となる。
        日本国内における支援母体は日本大学生物資源科学部であり、短期専門家派遣や研修員の受入などのサポートが期待されている。

ウガンダ概要
        ウガンダはアフリカの中央に位置する内陸国で、面積は日本の約半分 (20 万平方キロ)、人口は 2 千 6 百万人程である。赤道直下に位置しながらも標高が 1000 メートルを超えるために、気候はいたってさわやかで年間の平均気温は 22 度である。肥沃な土地を利用した農業が盛んであり、労働人口の 80 %は農業従事者、GDP の 36 %、輸出の 80 %を農産物が占めている。その中で畜産物は食用作物の次に重要な位置を占めており、農業 GDP の 15 %を稼ぎ出している。


  更新情報
2009 年
11 月 10  心水症気腫疽
10 月 26  フェーズ2事前評価調査
5 月 29 日  報告書のダウンロード
5 月 15 日  ビクトリア通信 最終号
5 月 16 日  クイーン・エリザベス国立公園
4 月 13 日  エルゴンの麓、ムバレの太陽
3 月 17  ウガンダの角、キボガの大地
3 月 12  Mt. エルゴン国立公園
3 月 18 日  赤道直下、キルフラの丘
2 月 28  エディーの本邦研修 in 日大
2 月 11 日  マリを歩く
2008 年
12 月 16  ビクトリア通信 第五号
12 月 09  プロジェクト強化週間
10 月 10  フィールド奮闘記 (ムピジ)
9 月 22 日  フィールド奮闘記 (ムバレ)
9 月 18 日  フィールド奮闘記 (クミ)
9 月 08  マーチソン・フォールズ国立公園
8 月 30  鎌田短期専門家、活動記 (細菌学)
8 月 28  養豚セミナー in ジンジャ
8 月 15  フィールド奮闘記 (キボガ)
8 月 09 日  村落隊員による衛生キャラバン
7 月 12  ルワンダ酪農プロジェクト視察
7 月 06 日  ルワンダのバイオガス施設


フェーズ 2 協力「家畜疾病診断・管理体制強化計画」詳細計画策定調査の様子を報告しておきたい。この調査団のメンバーは、総括として本部から星課長。日大獣医学部の佐藤講師、計画管理団員としてプロジェクト担当の野田職員、そして評価分析のためのコンサルタント団員として筆者の計 4 人である。ーー>続き
プロジェクトにとって最後となる、第 3 回 JCC 会議と第 4 回 SC 会議を開催した。JICA 事務所から関所長と藤家職員に参加していただき、こぢんまりとした会議ながらも心地よい緊張感のある時間が流れていた。一番の問題は農業省内の人材不足にあるが、その解決策はまだまだ見えてこないようだ。
第三次短期隊員 3 名のうち 2 名が到着。キルフラに配属される古山君と、ムバレに行く平野さんだ。ムバレは 3 代続けて女性隊員、大学では前任者 2 人の一年後輩である。一緒に赴任したのは出戻り組の増井さんと上原さん、それに新しく PC インストラクターとして赴任した牧本さんの計 5 人であった。
日本大学獣医学科から佐藤雪太講師、ザンビア大学獣医学部からは Dr. シヤカリマと Dr. ズルを招いて当プロジェクトおよびウガンダの家畜衛生状況を視察していただき、プロジェクト活動の成果と今後に向けた展望について意見を聞いた。またそれに合わせて家畜疾病対策にかかる技術交換セミナーを開催した。
具体的なプロジェクト活動記録は ーーー>| 2007 年度前半 | 2007 年度後半 | 2008 年度前半 | 2008 年度後半 |


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